別れ話

きのう他愛のないことでケンカをしました
突き詰めていけば本当にくだらない理由。

「もうええわ。別れる。」
大志の言葉に頭の中が真っ白になった…
「もうどうでもいい」

言葉もでなくて、どうしようもなかった
別れても大丈夫、そう思えるときもあってけど
いろんなことに疲れて弱ってるあたしには結構きつかった

麻美はもっと強くならないといけないのに、大志の優しさ
に甘えてばっかりだった
言われても仕方ないと思った。
でもショックは大きかった　あと9日で逢えるのに、って。

沈黙の後、口を開いたのはあたしのほうだった。
「今までごめんね」

また沈黙。

「俺もごめんなさい！思ってもないこと言った。
　よく考えたら　ひどいこと言ってるな、俺。ほんまは好きやで
　ただ、俺の今の状況も考えて欲しい。資格勉強で俺も気持ちに
　余裕がないねん」

またまた泣いてしまいまいした　泣w
安心やらごめんなさいやらで…
もっともっと”いい女”にならないと。

誰よりも大志のよき理解者であるべきあたしが
大志を追い詰めたり、心配させたりしちゃだめなんだ。
わかってるのに出来なかったのは、自我が強いからなんだろう。
言葉よりも行動を。
自分のせいで別れる原因作っちゃうなんてバカだよ
二の舞踏んでしまうとこだった。

二人がいつも幸せでいられるように、
お互いがお互いのために。
いつもそうやって歩いてたい。